このページと、同じサイト内にあるリンク先のページは生成AIサービスについての演習になっています。 大部分は生成AIサービスが生成したものとなっています。生成AIの能力を演習者が評価するための例としています。例外は以下になります。
これら演習課題は、生成AIに関する最小の演習で生成AIに関する必要そうな理解とスキル、今後の自習のスキルを身につけられることを意図して作られました。
以下を紹介します。これらのうち提出課題があるのは2のみを予定しています。結果はkadai05a.txtとして提出して下さい。 それぞれリンクを辿って利用・演習してみて下さい。いずれも無料版(うち一部は現在無料版しか存在しない)での演習を予定しています。 なお、オプトアウトの設定(入力した情報をサービス側がサービス自身の回答以外には利用しなくする設定)をして利用するのが望ましいです(設定できない場合や、設定しなくても他のサービスで設定した場合と同じ扱いの場合を除く)。
コメント: ここで紹介した生成AIサービスは全てLLM(Large Language Model)系のサービスであり、 間違った回答を(時には人間が読んだ時の印象では自信満々な調子で)返す場合があります。 この現象のことをハルシネーション(hallucination、幻影・幻覚 の意)と言います。 AIが改良されつつありますが、まだそれなりに生じる場合があります。 これら3つのうちでは、きちんとした統計ではなく印象に過ぎませんが無料版では3が一番ハルシネーションを起こす場合が多い気がします (反面AIとしてはおそらく3(4o)が一番賢いです)。 このことについてはきちんと認識しておく必要があります。 もっとも人間が書いた文章でも間違いがある場合があるのはご存知の通りです。
LLM利用のAIサービス(上記以外でも構わない)に関して、ハルシネーションあるいはその疑いがある生成結果を生むような一連の質問が見つかったらそれと結果、サービス名称をレポートに書き入れ、 それに気がついた経緯と人間側の注意点についての考察を簡単に記す。 そのような結果が得られていない場合にはその旨と、質問をしたおおよその回数と、おおよその総文字数、サービス名称を報告する。 ファイル名はkadai05b.txtとすること。
ここまでの演習で得た知識と理解を前提として、以下を行う生成AIサービスが存在するか調査し、無料のものが存在するのであれば最新あるいはそれに近いものを1つ以上選択して試して下さい。結果をレポートにまとめて提出して下さい(kadai05c.適切な拡張子。複数ファイル)。
ここで「前提として」と言っているのは、既学習の生成AIサービスを利用して調査したり使い方を学んだりすることを含めています。 もちろん従来型の検索サービス等を用いるのは構いません。 結果とはサービス名・サービスのURL・そのサービスを選んだ理由・使ってみた感想の4つを含めた文章(.txt)、生成結果(括弧内の形式)のことです。文章は簡単なもので構いません。
コメント: 以下は課題ではありません。新しいサービスの出現や世の中の変化は今後も続くでしょう。以前よりも早いペースで進むと考えられます。上で学習したようなサービスを利用するとそういった新しいサービスを容易に知ることができると考えられます(どうすればよいかは流石に分かりますよね?)。注意点としては、google八分の問題にある程度類似する問題や、以下の著作権問題、さらに他のジャンルの問題も存在するし、今後新しい問題が発生するかもしれないということが挙げられます。そういった問題についても生成AIを学習や考察のためのツールとして用いることが可能です。
(H: この課題はChatGPT4oと何度か対話して生成した課題を元にしたものです。生成AIの説明等で必ずしも重視されない場合がある側面ですが、重要です。1についてはある程度調べてわからなければその旨と、調査内容を書いて下さい。)
H: 0. 生成AIを利用する際の著作権上の問題について学習
これまでに学習した生成AIなどを利用して、生成AIを利用する場合の著作権上の問題点を学習して下さい。
この部分の学習結果(学習して理解したこと)のまとめを作って提出するかどうかは任意です。
著作権のリスクを分析
目的: 生成AIを使って作成したコンテンツが著作権に関連してリスクがあるかを評価します。
手順:
任意の生成AIを使用して簡単な作品(テキスト、画像、音楽のいずれか)を作成します(H: すでに上の課題で生成済みだと思います)。 その作品が既存の著作物と類似している可能性があるかどうか、またトレーニングデータの出所に問題があるかを考察します。 提出物: 生成したコンテンツと、著作権リスクについての簡単な考察(200〜300字程度)。
生成AIと著作権の倫理的問題について考察
目的: 生成AIがクリエイティブな業界に与える影響について、倫理的な視点から考察します。
手順:
AI生成物がクリエイターにどのような影響を与えるかを考え、AI利用のメリットとデメリットについて意見を述べます。 提出物: 短いエッセイ(300〜400字程度)
H: 提出物: このセクションの課題の0(0の提出は任意),1,2をまとめて1つのファイルとしkadai5d.txtとして提出して下さい。
生成AIを利用する場合の著作権上の問題はいろいろありますが、 本資料に含めた生成AIの出力は、 NotebookLMで用いたソースが全てネットでの公開資料であることと、人間が読んで元資料を参照の上まとめ等を書いた場合とほぼ同じような文章であること、 他のサービスについても生成結果が人間が自分の知識で書いた文章とほぼ同じとの認識の下、 公開しても問題がないと考えています。 しかしながら、生成AI特有の問題が生じる可能性はあり得ます。 何か問題がありそうな場合にはcopyright-problem アット stdio.h.kyoto−u.ac.jpから推定されるメールアドレスにご指摘をお送りいただきますようお願い致します。