No Title

計算機科学の基礎A レポート課題(2022年)

担当: 桜川

(一部だけでもできるところだけやって提出して下さい.)

1. 単純型付きλ計算で型τを任意に選んで一つ固定する. 型(τ→τ)→τのλ式Mで,型τ→τの任意のλ式Nに対しΓをうまくとるとΓ|-MN = N(MN):τの証明図があるものは存在するか. ここでΓは自由変数の型を指定する適当な環境である. 例を示すか,存在しないことを証明せよ. 必要があればτで場合分けすること.

2. 自然数全体の集合Nの部分集合Sで、決定可能でないものの具体例を挙げ、そうであることを示せ。 ここでSが決定可能であるとは、 全ての自然数に対し定義された再帰函数f_Sが存在して、Sの特性函数となっていることを言う。

3. cpoを対象とし、それらの間の有向連続函数全体をモルフィズムとする圏CPOについて考える。 なお、代わりにω-cpoとω連続性に置き換えて回答してもよが、 その場合にはその旨を明記すること。

(1) CPOは大きい圏か小さい圏か。理由を付けて答えよ。

(2) CPOには始対象や終対象があるか。 存在しないことを証明するか、 具体的に例を与えてそれが始(終)対象であることを示せ。

(3) CPOには積がある(CPOは積を持つ)ことを示せ。

4. 授業あるいは自分で勉強した計算機に関する理論で、 一番興味を持っていることについて解説せよ.

以下は任意回答のアンケートです.アンケートの回答に御協力ください.

5. 全体としてみて,授業で扱った題目の選び方はどうでしたか?

(1)悪い. (2)普通.(3)良い.

6. 上の4で(1)と答えた方へ: 具体的にどこをどう改善すると良いかお書きください.

7. 授業で扱った題目で,聴いて良かったものがあればお書き下さい.

8. 授業で扱う題目として,加えてほしかったものがあればお書き下さい.

9. 授業で扱った題目で,必要ないと思ったものがあればお書き下さい.

10. 授業のレベルについて.

(1)聴いても理解できない部分がかなりあった

(2)授業により理解できるようになったり,理解が深まった題目がかなりあった

(3)大部分,以前から知っている知識しか得られなかった

11. 声について(複数回答OK).

(1)小さい. (2)適当な大きさ. (3)もっと小さくてもよい.

(4)もっと明瞭に. (5)聞いてわかる発音である.

12. 出席,評価について(複数回答OK).

(1)出席をとって評価に反映してほしい. (2)出席をとらない方が良い.

(3)毎回あるいは月に一回程度,クイズあるいは小レポートを出してもよい.

(4)そのようなものを出すのには反対する.

(5)期末のレポートによる評価がよい. (6)期末の試験による評価がよい.

13. その他,授業に対する感想、批判、改善点を述べてください.

14. 計算機科学の基礎A,Bで特に扱ってほしい内容があれば書いて下さい. (アンケートだけ匿名で出したい場合はそうしてください.)

提出先:

PandAの課題

提出期限:7月22日